「食品をおいしく食べる」ということも人が挑む永遠のテーマだと思います。
私たちにとっておいしさの追求、つまり「小麦の加工と製法の探求」は終わることのないテーマです。
内麦小麦蛋白とは、国内産小麦粉(内麦)から分離した蛋白質(グルテン)を、その性質を損なわないように乾燥し、食品に広く利用できるように粉末にしたものです。
弊社では、開発当初よりグルテン業界では例のないフリーズドライ製法を取り入れ、無添加の国内産活性小麦蛋白を製造しております。
内麦に2%ほどの添加で、す立ちを良くしてボリュームを出し、吸水も増加します。
また、焼き色を良くして老化を遅らせます。小麦粉の麸質が弱い時には最高の麸質改良剤となります。
内麦に2%ほどの添加で、そば、うどん、中華麺に効果があります。歩留まりが向上し、ノビが遅くなります。日本そばの、つなぎなどにも最適です。乾麺では落麺や折れが少なくなります。
内麦小麦蛋白を内麦と合わせ、内麦小麦蛋白の重量1に対して倍以上(小麦粉の合わせ率によって異なる)の水を加えて練り上げると、焼き麸の生地ができます。
(内 麦小麦蛋白1kgに対して1.8kgの水を加えると約2.8kgの生グルテンができます。)